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2026/6/24
ZOOMでハイブリッドイベントをすることになった担当者さんへ

大変ですね。よく分かります。
上司からは、
「会議室でZoom会議ができるんだから、会場でも大丈夫だろ?」
と言われているかもしれません。
しかし、講演会やシンポジウム、セミナーのようにマイクを使う会場になると、難易度は一気に上がります。
今回は、最低限気をつけてほしいポイントだけ整理しておきます。
映像よりも、まず音を考える
ハイブリッド配信で最も重要なのは映像ではありません。
音です。
極端な話、
・無声映画
・ラジオ
どちらが最後まで視聴できますか?
多くの人はラジオを選ぶはずです。
映像が多少見づらくても我慢できますが、音が聞こえない、聞き取りづらい配信は視聴者が離脱します。
まずは「どうやって音を届けるか」を最優先で考えましょう。
NG① パソコン内蔵マイクで何とかしようとする

あーもうこれ無理です。
ZOOMの先の人へきれいな音は聞こえません。パソコンのマイクは個人で使うときのの向けです。
広い会場では講師の声が遠く、反響音ばかり拾ってしまいます。
PC用の外付けマイクを購入してください。
会場マイク▶会場のスピーカー▶PCに接続したマイクへ
これだけでも大きく改善します。
そして、PCからの音(ZOOMで遠隔から参加する人の声)のために別でスピーカーを立てましょう。
イヤホン端子から別のスピーカーに繋げて音を出します。
NG② 講師のパソコン1台ですべてをやろうとする

資料共有、講師映像、音声、Zoom操作。
これを1台で行うのはかなり危険です。
最低2台
・資料はZoomの画面共有機能を使う
パソコンの内蔵カメラでスクリーンを撮影しない。ダメ絶対です!!
・会場にもう1台別の端末②を用意してZoomに参加する
ZOOM参加者の顔は別端末からプロジェクタに映しましょう。
※ただ、プロジェクタにつなぎ直しが必要になるので何かともたつきます。
※つなぎ直しを避けたい場合は、②の端末をプロジェクターに常時接続という手もありますが、参加者の顔が映るので投影する資料が小さくなります。
2部構成で、講演 ▶ 休憩 ▶ 会議
とかならなんとかなるかもですね。
繰り返します!
「パソコンの内蔵カメラでスクリーンを映す」
これは絶対にダメです。
ZOOMの通常カメラの解像度は360Pとかです。
資料の共有は720P以上
ざっくりアナログテレビと地デジくらいの差と思ってもらったら大丈夫。
イメージできなければ、アナログ放送時代のYoutubeでも見てみてください。
文字情報の少なさにおどろくはず。あまりテキストを解像度低くて見えないんですよね。
NG③ モバイル回線だけで頑張ろうとする

会場では思った以上に通信が不安定になります。
来場者が増えると、回線の取り合いで通信品質はさらに低下します。
可能であれば、
・有線LAN
・会場回線
をまず検討してください。
陥りがちなのは、回線速度の測定サイトで見る数字。
あれは、下りの速度です。必要なのは、上りの速度。
かつ、あまり高速な回線は必要なく、いかに安定しているか。
速度ではなく、安定性の指標(レイテンシーやジッター)を見てみてください。
ただ、どうしてもモバイル回線しかない場合ありますよね。
レンタルで3キャリアは手配しましょう(最低2キャリア)
交渉頑張ってください。
・当日まともな回線速度のものから優先して使う
・他につながっている端末はWifiから離脱
・インカメラのオフ
・最悪資料の画面共有も諦めて配信先には音だけに
そのためにPDFなどで当日資料は事前に共有しておきましょう
失敗できないイベントなら専門家を
はっきりいいます。
参加者が10人を超えるハイブリッドイベントなら専門家をつけてください。
※ただし、モバイル回線の場合は、回線トラブルだけはせめてあげないで・・・。
専門家でも回線速度を担保することはできません。
(その場合、お金を出してくれなかった上司に責任をなすりつけましょう)
そして、
・講演会
・セミナー
・シンポジウム
・株主総会
・行政イベント
など、失敗できないイベントの場合は話が別です。
絶対素人だけでしないように!!
まずご相談だけでも大丈夫です。ご連絡ください。
可能な限り予算についても寄り添います。(その代わり、主催さんでできることは全振りしますww)
当社は、技術料×工数(人員・時間)でお見積を積算します。
その際、こんなイベントで、こんな仕様で大丈夫かなーというライトな感じで聞いてくれても、ちゃんと答えます!
仕事として皆さんのお役に立てれば何よりですが、失敗を見てられないのです。
文/斉藤大輔